パソコン黎明期のころ、歴史シミュレーションゲームの光栄といえば、「信長の野望」や「三國志」、そして「蒼き狼と白き牝鹿」を歴史三部作として世に送り出す、歴史好きを生み出す、歴史好きのためのゲームメーカーとして有名でした。それが今やコーエーと名を変えて、かなりライトユーザー向けのゲームばかり作るようになってしまって久しいですが、今日から配信開始になった三國志touchにはちょっと感動しました。
初代三國志をベースに作り上げたという三國志touch、かなり硬派に仕上がっています。そして、まさかのバイリンガル仕様。これにはちょっと参りましたが、以下、簡単ですがレポートします。
白地にかわいいKoeiのロゴ。やはり、かつての昔の勇ましい方が好きですが、これはこれで嬉しいものです。三國志8を最後にMacのプラットホームから姿を消したコーエーでしたが、iPhoneアプリと場所こそ変え、アップルユーザーのために戻ってきてくれたのですから。
そして、おなじみの”A KOU SHIBUSAWA PRODUCTION”。と、くれば、次にくるのは「歴史シミュレーションゲーム」の文字!!(昔からの定番のパターン。)
のはずが、”from its HISTORICAL SIMULATION SERIES”。ここら辺で、なんとなく暗雲が立ちこめます…。
おなじみの題字「三國志」のはずが、”Romance of The Three Kingdoms”!!なんと、この三國志は英語版です…。こんなのはじめてだよ〜!!(ちなみに略してRTKです。)
当然、シナリオ選択も英語。
Dong Zhuoって、董卓かな?(ちなみに、先日導入した「かわせみ」では、董卓も曹操も劉備も変換できないので、「ことえり」に一瞬戻しました。iPhoneでもこれらは変換できて、ちょっと感動!)
チュートリアルにいくと、気の抜けた劉備としっかり者の関羽の漫才(?)が見れますが、これも当然英語…。「兄者、笑ってる場合ではございません!」という感じだと思われます…。
Marrさんとしては、英語専用端末のKindleもあることだし、これを機に三国志の世界を英語で知るのも良いのですが、どうも雰囲気が…。大好きな曹操を選んでも、Cao Caoって、んー。そして、コマンドも当然のように英語。
”Charity”は「施し」で、”Search”は「探索」、”Employ”は「登用」、であるか…。これは、三國志で遊ぶというよりも、どうもビジネスマインドに切り替わってしまいますので、会社のマネジメントをしている気分になってしまいそうな感じ。うーん…。
曹操のもとに集まるキラ星のごとき名将たちも、顔と能力値で何となく分かるけど、これは誰だろう…、という感じ。
えーい!これではレビューが進まないですので、とりあえず、無謀ですが隣の董卓のところに攻め込んでみましょう!
皆の者、いくさじゃー!
対峙する、Cao CaoとDong Zhuo(笑)。それにしても、董卓さんはどうしたらこんなに悪そうな顔になれるんでしょうね…。
このHEX戦場図、懐かしいですね!!この戦場で、一手一手考えながら進めていくのが、僕は歴史シミュレーションゲームの醍醐味だと思っています。この10年くらいリアルタイムの戦争ゲームがメインになってしまっていますが、やっぱりこうじゃないと、という感じ。音楽も、昔ながらの感じでグッドです!!
さてさて、とりあえず英語の画面をなぞっていきましたが、やはり気分が入り込めません。ここで、しかたなくiPhoneの言語設定を日本語に戻します。
はい。お馴染み「歴史シミュレーションゲーム」の文字。安心です(笑)。
そして、来ました!!「三國志」の文字!!
シナリオの背景を解説しててくれる場面も、これなら気分が盛り上がります。
そして、内政コマンドもこのとおり。
最後に、人材情報。あぁ、これがやっぱり分かりやすい。
というわけで、簡単ですがレポート(?)でした。
コーエーさん、三國志の次は、やっぱり信長の野望を出してほしいですね!期待してます!!
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